マンチェスター・シティがマヌエル・ペジェグリーニの監督の後釜として3人の指揮官をリストアップしていると報じられている。
昨シーズン、就任初年度でプレミアリーグタイトルを獲得したペジェグリーニ。チリ出身の指揮官は欧州以外の国籍を持つ監督として初めてプレミアリーグを制したが、今シーズンはジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシーを追いかける立場となっている。
シティは資金力のあるクラブだけに、結果が残せなければ地位が危うく、ペジェグリーニが指揮官となって以降も常に解任の噂が報じられてきた。今回、ペジェグリーニの後を任せる監督の名として『Daily Star』が報じているのはバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ、そしてアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネの3名だ。オーナーを務めるシェイク・マンスール氏はこの3名であれば大金を投入するつもりであるという。
現監督のペジェグリーニ契約は今年の夏で残りの12ヶ月に突入することになるが、今のところシティ側に新契約を用意している気配がないという。チーフエグゼクティブのフェラン・ソリアーノとフットボールディレクターのチキ・ベギリスタインは元バルセロナの幹部であり、グアルディオラとは良好な関係で知られている。マンスールが彼らにグアルディオラ招聘を要請していることは想像に容易く、そのために迎え入れたとも言われている。