『La Gazzetta dello Sport』は「アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、まだレアル・マドリーやバルセロナと戦える状況にはないと話した」と報じた。
昨季2強を抑えてリーガ・エスパニョーラを制覇し、チャンピオンズリーグでも決勝に進出するなど、欧州を席巻したアトレティコ・マドリー。当然今季の戦いにも大きな期待が掛かっている。
しかしチームを率いるディエゴ・シメオネ監督は、チームはまだレアル・マドリーやバルセロナと対等には戦うことが出来ないと話し、3位が目標だと明かした。
ディエゴ・シメオネ アトレティコ・マドリー監督
「私は嘘を吐くことは好きではない。これは明らかなことだ。我々はレアル・マドリーやバルセロナと競争することはできない。我々のライバルはセビージャ、バレンシア、そしてアスレティックだ。目標は3位で終わること。我々は新しいチームなのだ。
我々はグループを作り終えた。チームは変わった。特に攻撃では新たな始まりを迎えた。前線は全く違うチームになった。
マンジュキッチ、ラウール・ヒメネス、グリーズマンは、ジエゴ・コスタやダビド・ビジャ、アドリアンとは違う選手だ。我々は中盤から後ろを維持しているが、それでも最も合うスタイルを探している段階だ。辛抱強く歩まなければいけない。
アトレティコは王者だ。しかし、選手は同じではない。我々はバルセロナやレアル・マドリーとは違うリーグにいるんだ」