飢餓を訴えるためのWFPのキャンペーン『805 Million Names』に連動し、“かりそめ"のタトゥーを入れたイブラヒモヴィッチ。そのタトゥーのデザインを手掛けた、アレクシス・タイエブ氏のインタビュー。


ズラタンがユニフォームを脱いで、あなたたちの仕事ぶりをあらわにした時、どんな気分でしたか?

「あの試合は自宅でガールフレンドと一緒に見ていたんだ。かわいそうなことに、彼女はフットボールが好きじゃないんだ!2分でズラタンはゴールを決めた。そして、PSGが得点した時にいつもやるように、僕は叫んだ。 だけど、彼がユニフォームを脱ぐとは考えもしなかった。あれは計画したものじゃなかった。それ(脱ぐの)は試合が終わった後のはずだった
「あれを目にして…もう最高だった!歴史的なものを見ているかのような気分だった。Wow、僕もその一部だってね!」


このプロジェクトで一番難しかったことは?

「難しいことは何一つなかった。ただ楽しかった。何の作為もなく何の指示もなく自分のタイポグラフィをやったんだ。やりたいこと、好きなものが何でもできた。ただ(文字が)読みやすければよかった」


ズラタン自身とは何か交流がありましたか?

「あったよ、撮影中にね。ディレクター(前述のグスタフ・ヨハンソン氏)が僕とマルティンをズラタンに紹介してくれた。彼はトップレスで、メイクアップアーティストが彼にタトゥーを描いているところだった。
グスタフは僕らのことを書体をつくった人間だと紹介した。彼(イブラ)は僕たちを祝福してくれた。僕らの仕事をとても気に入ったと言っていたよ。僕らが全てのデザインにかけた時間にとても驚いていた」


何か付け足しておきたい(言っておきたい)ことはありますか?

「多くの人がズラタンのことを嫌っている。彼のことを尊大だと思っているからね。でも、僕が会った彼はとても素晴らしい人間だった。彼は撮影を終わらせるために夕食の後に戻ってきた。本当にうまくやりたがっていたし、撮影を終わらせるためにね。彼はその日を本当に本当に遅く終えた。
彼はこのキャンペーンに本当に関わっていたし、これが彼にとって本当に重要なものだったことを僕は目にした。彼が関わった他のどのCMよりもはるかにね」



あの披露の仕方が予期せぬものだったというのは意外な事実である。ただ、考えてみればユニフォームを脱いだことでイエローカードも貰っており、試合後に見せるはずだったというのは納得。

デザイン画の詳細などは、タイエブ氏のHPで是非チェックして欲しい。

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