2月9日、『Prosport』は「元ウクライナ代表FWアンドレイ・ヴォロニンが現役引退することを発表した」と報じた。
アンドレイ・ヴォロニンは1979年生まれの35歳。若くしてドイツに移籍し、ボルシアMG、マインツ、ケルン、レヴァークーゼンなどで活躍。2007年からはイングランド・プレミアリーグのリヴァプールでプレーしたことでも知られる献身的なストライカーである。
ウクライナ代表でもシェフチェンコとともに中心選手となり、2006年ワールドカップ、EURO2012に出場。74cap8ゴールという記録を残した。
ヴォロニンは2010年にディナモ・モスクワに加入し、2012-13シーズンはフォルトゥナ・デュッセルドルフに貸し出されていたものの、2013年秋に首を負傷し、頸椎を手術することになった。
1年間のリハビリを続けていたもののプレーに戻れる状況にはなく、医師の勧めもあって現役を引退することを発表した。なお、ヴォロニンは現在家族とともにデュッセルドルフに在住しているとのことで、今後の状況は未定である。