昨季、若手をチームの主軸に据えながらJ1で3位という成績を収めた鹿島アントラーズ。シーズン終了後にクラブ黄金期を支えた選手の一人、中田浩二が現役引退を表明したが、それもおそらく若手の成長を見届けた上での判断と言えるだろう。
既にリーグ最高の得点力を誇るチームはこのオフ、前線に高崎寛之(徳島)、そして注目の大型ストライカー、ジネイをブラジルのヴィトーリアからかくとく。(追記:ジネイは15日に行ったメディカルチェックで右ひざ半月板の損傷が判明したため、契約を見送ったことが19日にクラブから発表された)
また、DFにはCBに加えて両サイドもこなせる韓国代表のファン・ソッコ(広島)が加入。逆に左サイドバックの前野貴徳がアルビレックス新潟へ移籍している。
昨年末に新ユニフォームのデザインが発表されていた鹿島。その実物画像が公開され、県花であるバラの色に由来するディープレッド(真紅)のシャツが登場。
スピード感を強調する「シェブロン」パターンというNikeの2014-15モデルらしい特徴に加え、エンブレムやそチャンピオンスターに用いられている王者を意味するゴールドの色合いを首まわりや袖にアクセントカラーとして使用。
2014年に続けて使用しているVネックには、勝利(Victory)の『V』がホーム、アウェイともに表現されている。
首裏にはクラブシンボルであるアントラーズロゴとともに、「アントラーズ・ファミリー」を意味する『FAMILIA ANTLERS』。
ソックスは引き続き紺と赤を併用。対戦相手に応じて選択する。
アウェイ(2nd)は近年ベースとなっている白を基調とし、シャツの上段・中段・下段にそれぞれ幅の違うグレーのピンストライプで「シェブロン」を表現。こちらもスピード感のあるデザインに仕上げている。
近年、アウェイには鹿島灘をイメージした青やクラブカラーの赤をアクセントカラーとして用いてきたが、今季はホーム同様ゴールドを使い、Nikeのロゴのみにクラブカラーを入れている。
ユニフォームスポンサーは、胸が「LIXIL」、背中が「イエローハット」、袖が「新日鐵住金」、パンツが「アイフルホーム」で、いずれも昨季からの継続。