12月19日、『Africatopsports』は「赤道ギニア女子代表のキャプテンを務めているジェネボバ・アニョンマは、来月に開催される予定のアフリカネイションズカップを中止すべきだと話した」と報じた。
ジェネボバ・アニョンマは1987年生まれの27歳。2012年にアフリカ最優秀女子選手賞に輝いたストライカーで、赤道ギニア代表チームのキャプテンを務めている。現在ドイツ1部のポツダムでプレーしており、永里亜紗乃選手とチームメイトであることでも知られる。
赤道ギニアは先日、エボラ出血熱の感染拡大を懸念したモロッコが開催を辞退したアフリカネイションズカップのホストを引き受けることを決定し、現在準備を進めている。
しかしアニョンマ選手は『Insidefootball』の取材に対して「人類と国の利益のためにキャンセルすべきだ」と話し、エボラ出血熱のリスクを背負うべきではないと主張した。
ジェネボバ・アニョンマ
「私は皆の事を考えると怖い。我が国のために、そして人類のために、これはキャンセルすべきだと思う。80%の感染拡大のリスクがある。我々は小さい国だ。そしてこの種の疫病が広まることは望んでいない。私はそこに家族がいる。父、母、そして従兄弟も。彼らの事を考えるととても怖い」