12月9日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのバスティアで会長を務めているピエール=マリー・ジェロニミ氏が、不正な会計処理をした疑いで警察に拘束されている」と報じた。
記事によれば、ジェロニミ氏はかつてクラブのトレーニングセンターに人工芝のピッチを設置した際、ある会社にその報酬として60万ユーロを支払っているものの、この相手が2004年には既に実体がないものになっていたという。
その一方でミニバスの調達に関しても不自然な資金の流れが確認されているとのことで、現在当局による捜査が進められている。
バスティアはこれらの不正行為については事実関係を否定しており、何らかの不正な行為が行われたということはないと発表した。
なお、バスティアでは先日ブラジル人FWブランドンがチアゴ・モッタに対する頭突きで1か月の懲役刑を言い渡されたことで大きな話題となった。彼は現在控訴の手続きを行っていることが報告されている。