10月14日、『El Botola』は「モロッコ政府は、2015年アフリカネイションズカップの開催案について、アフリカサッカー連盟に対して4つの選択肢を提示した」と報じた。
現在アフリカ西部で大流行しているエボラ出血熱の感染拡大を懸念し、モロッコ政府は来年1月に開催が予定されているアフリカネイションズカップのスケジュールを変更するようアフリカサッカー連盟(CAF)に要求している。
CAFはそれを拒否する姿勢を見せているが、11月2日に行われる執行委員会においてスケジュールの変更案が議論されることになっている。
『El Botola』はモロッコ政府、およびスポーツ省の側がCAFに対して3つ+1つの選択肢を提示していると報告した。
1:2015年夏に開催する
2:2016年1月に開催する
3:2015年大会をキャンセルし、リビアが撤退したために開催地が白紙となった2017年大会をモロッコで行う
そしてこの3つの提案全てが拒否された場合、第4の選択肢としてモロッコは国民の安全と健康を維持するために大会から撤退するという可能性も示唆しているという。もちろん、この場合モロッコサッカー連盟、代表チームなどに重大な制裁が科されることになる。