11月8日、『Sportmediaset』や『Express』は「イタリア・セリエAのインテルに所属している元セルビア代表DFネマニャ・ヴィディッチは、1月にマンチェスター・ユナイテッドにレンタル移籍する可能性がある」と報じた。
今夏マンチェスター・ユナイテッドとの契約が満了となり、インテルに加入したヴィディッチ。ところがセリエAの水に慣れるまでに時間がかかっており、期待に沿える活躍を見せられずにいる上、チームも低迷している状況。
そして一方でマンチェスター・ユナイテッドは守備陣の不足に苦しんでおり、ルイス・ファン・ハール監督が以前率いていたオランダ代表のロン・フラールやブルーノ・マルティンス・インディの獲得を検討していると報じられている。
ユナイテッド側としては、高価なオランダ代表選手たちよりも安く、かつプレミアでの実績がある者を獲得できるし、インテル側としては機能しない高給取りの選手を早期に放出することでポルトガル代表DFロランドやルーマニア代表DFヴラド・キリケシュを補強できる。
両者にとってメリットがあるともいえるが、ただヴィディッチはインテルの3バックが初めてで難しいと話していたわけで、シーズンの最初にそれを使っていたファン・ハールのユナイテッドに戻るということが有利になるかどうかは、難しいところだ。