フランス『Football』は、2030年に開催されるW杯の開催地にチリが立候補するようだと伝えた。

第1回大会から数えて24回目となるこの大会は、W杯が初めて開催されてから100周年の大会となる。そのため、第1回大会のホスト国であるウルグアイがアルゼンチンとの共催で開催を計画しており、100周年記念を自国にもたらそうとする案がある。

しかし、そこに新たなライバルが出現したようだ。

記事によれば、これはチリサッカー協会会長セルヒオ・ハドゥエ氏が認めたもの。同氏は記事の中で「我々は2030年大会について話した。もし(2015年にチリで開催予定の)コパ・アメリカ、そしてU-17ワールドカップで成功できれば、W杯を承知するための強力なプラットフォームを築くことができる」とコメントしたという。

なお、現行のレギュレーションでは同一大陸の国は『次の2大会』に立候補できない。そのため、2030年大会はアジア、そして2026年大会の開催国が位置する大陸以外での開催となる(2022年大会がアジアで行われることになれば)。2026年大会の開催地はまだ決定されていないが、アメリカやメキシコなどが立候補するのではないかと伝えられている

2014年のW杯で勇敢に戦い、サポーターもひたすら情熱的だったチリ。そんなパッション溢れる国でのW杯も少し見てみたい気がする。

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