10月27日、イタリア・セリエAのローマは年次総会を開催し、新たな取締役を任命したと発表した。

その中で最も注目を集めたのは、新たに委員会のメンバーとなったミア・ハムがその一員になったことだ。

マリエル・マーガレット・ハム、通称”ミア・ハム”は1972年生まれの42歳。2001、2002年にFIFA最優秀女子選手賞を獲得しているアメリカ代表のレジェンドで、国際大会158ゴールという偉大な記録を作ってきた名ストライカーである。

2012年からローマの会長を務めているジェームズ・パロッタ氏はイタリア系アメリカ人の実業家であり、就任以来チームをセリエAトップクラスの位置に復活させたほか、新スタジアムの計画を積極的に推し進めるなど精力的に活動している。

また、アメリカのブッシュ政権時に国務次官を務めていた女性政治家シャーロット・ビアーズ、米国シャネルのCOOを務めているジョン・ガランティックなどを含め、委員会の顔ぶれはアメリカ色を強めるとともに、国際的なマーケティングという点を重視したものとなっている。


【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介