世界で猛威をふるうエボラ出血熱。西アフリカを中心に患者数が急増しているが、サッカーの世界にも大きな影響が出るかもしれない。
Morocco, host of the 2015 Africa Cup of Nations, says #afcon should be postponed due to the #Ebola epidemic http://t.co/YrUlIgjvOQ
— BBC Sport (@BBCSport) 2014, 10月 10
英国『BBC』は、2015年アフリカ選手権が延期されるかもしれないと伝えている。
アフリカ王者を決定する大陸選手権として知られており、2年に1度開催されているAfrica Cup of Nations、通称ACN。開催期間は1月17日から2月1日まで。南アフリカでの開催となった前回はナイジェリアが優勝しており、アフリカ王者として2013年のコンフェデレーションズカップにも出場していた。
2015年大会のアフリカ選手権は1月からモロッコで開催予定である。しかし記事によれば、エボラ出血熱の流行によりモロッコ政府はアフリカサッカー連盟に大会の延期を申請したという。
エボラ出血熱は現在西アフリカを中心に4000名以上の感染者を出しており、これまでにもアフリカ選手権の予選の会場変更に影響が出たり、コートジボワール代表が大会への辞退を検討していると伝えられている。