9月12日、『GMA News』は「国際サッカー連盟(FIFA)は、リベリアの首都モンロビアのスタジアムにエボラ出血熱治療ユニット2基が設置されることになったと発表した」と報じた。
当該のスタジアムは通常アントワネット・トゥブマン・スタジアムと呼ばれており、10000人を収容することが可能なもの。ただ、一部情報ではモンロビアで最大のスタジアムと書かれているが、同地域には35000人収容のナショナル・スタジアムが存在するので、そのあたりが錯そうしている可能性もある。
スタジアムのピッチ上には上記のようにエボラ出血熱の治療に必要なユニットが2基設置され、緊急を要する治療を行うための中心地として使用される予定となっている。また、FIFAはこれらの処置が終了した後、ピッチの状態を回復するための費用を負担することを約束している。
現在西アフリカで猛威をふるっているエボラ出血熱での犠牲者は2300名を超えたと言われている。リベリアはその流行の中心地となっており、既にその半分を超える1200名が犠牲となっており、医療従事者が命を落とす事態も増加している。