9月12日、ガーナサッカー連盟(GFA)は、2012年から代表監督を務めていたジェームズ・クウェシ・アッピアー氏を解任することを発表した。
アッピアー氏は2014年5月に契約を更新しており、2016年まで期間を延長したばかり。さらにアフリカネイションズカップ予選でトーゴを破った直後というタイミングであったことから、現地では驚きが広がっている。
また、資金難が囁かれているガーナサッカー連盟にとっては契約を解除したことによって大きな違約金の支払い義務が発生することになっている。『Ghanasoccernet』によれば、その額については87万6000ドル(およそ9400万円)であるとのことだ。
ガーナサッカー連盟は先日行われたワールドカップで選手に対するボーナスの支払いが遅れ、チームの練習がボイコットされるという事件が発生し話題になった。
さらにワールドカップの最中にチームから追放されたサリー・アリ・ムンタリ、ケヴィン=プリンス・ボアテングの両名についても、表向きには暴言や暴力行為と言われているが、本人たちは『金の使い道を聞いただけだ』と話している。