9月11日、レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は『Il Giornale』の取材に対して「昨年と同じく、チームの構築には時間がかかる」と話した。

昨季チームの根幹として活躍したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアをマンチェスター・ユナイテッドに放出した一方で、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスをチームに引き入れたレアル・マドリー。昨季のリーガ・エスパニョーラでは序盤でアトレティコ・マドリー、バルセロナの後塵を拝することになり、最終的にも3位と言う結果に終わっている。

今季もやはり序盤はクリスティアーノ・ロナウドを欠く苦しい戦いとなり、第2節ではレアル・ソシエダを相手に敗北するというショッキングな結果に。チームを率いるアンチェロッティ監督は、やはり今季も適切なバランスを見つけ出すまでにはある程度の時間が必要であると考えているようだ。


カルロ・アンチェロッティ レアル・マドリー監督

「レアル・マドリーは他の多くのクラブとは違う。我々はディーゼル車だ。私の管理は2本の柱に基づいている。一つはプロチームの仕事を真剣に進めていくこと、2つ目はクリスティアーノ・ロナウドに1試合1点を取らせることだ。

(今夏のチームの補強について)

我々が昨年正しいバランスを見つけるには時間が必要だった。そしてチャンピオンズリーグを勝ち取った。今年もそうなるだろうと確信している。いつか正しいソリューションを見つけ出すだろう。

(モラタとディエゴ・ロペス、獲得するという噂があったヴェッラッティについて?)

マドリーでは、ディエゴはカシージャスと2重で起用されていた。しかし彼はより安定した状況での異なる挑戦を求めていた。彼は質のあるゴールキーパーであり、非常に勤勉だ。

モラタに関しては、彼がイタリアでどのようにやっていくかと確かめたいと思っている。私は彼をよく知っている。しかし、まだ非常に若いので、プレーする機会が必要なのだ。

ヴェッラッティ? 彼はアンドレア・ピルロの後を継げるだけの個性を持っているね」


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