この夏インテルからローン移籍でサウサンプトンへと加入したサフィル・タイデル。
アルジェリア代表としてブラジルW杯にも出場したMFだが、昨日、 加入からわずか3週間にして契約解除が発表され話題となった。
OFFICIAL: #SaintsFC has agreed to terminate the loan of Saphir Taïder, who now returns to @Inter. pic.twitter.com/OaLuvOHHua
— Southampton FC (@SouthamptonFC) 2014, 9月 1
たった3週間という超短期ローンでの加入となったタイデルだが、そんな珍ケースを英国フットボール界が形として残すことになるかもしれない。
英国『Mirror』によれば、そんなタイデルのサウサンプトンでの“激レア”ユニフォームが英国のフットボールミュージアムに展示されることになる可能性があるそうだ。
事の発端は、とあるサウサンプトンサポーターのツイートであった。
@SouthamptonFC any chance of a refund?! pic.twitter.com/rzKGW46zgu
— Bridler' (@JBridle2)
2014, 9月 1
タイデルの契約解除を知ったサウサンプトンのファンは、サウサンプトン公式アカウントに対して、こんなことを呟いている。
内容は「返金ってありえますか?」というもので、おそらく自身が購入したと思われるタイデルのユニフォームの写真が添付されている。なるほど、タイデルの契約解除はこういう形でも問題が出ているようだ。
そして、このツイートに対してサウサンプトン公式アカウントはこんな対応を見せた。
Oh dear,
@JBridle2. If you bring your shirt to the St Mary’s Megastore, we’ll replace it for you. #saintsfc
— Southampton FC (@SouthamptonFC)
2014, 9月 1
あまりのド短期での在籍に、さすがのサウサンプトンも返品という形で対応することを決めたようだ。しかし、ここに新たなアカウントが会話に参加する。
Hey
@SouthamptonFC, would you send @JBridle2's unwanted shirt upto us for our @SCWC2014 #ShirtAmnesty? http://t.co/Obfpy6JZDw
— Nat. Football Museum (@FootballMuseum)
2014, 9月 1
ツイートの主は、英国フットボールミュージアムと思われるアカウントである。内容はサウサンプトンのアカウントに向けたもので、 「不必要になったそのタイデルのユニフォームを寄贈していただけませんか?」というもの。このやりとりを受け、この貴重過ぎるユニフォームが英国のフットボールミュージアムに展示される可能性が発生したという訳だ。
Twitterを通してこういうやりとりが行われるのはいかにも現代っぽい・・・。真偽のほどは不明だが、かなりのレアケースなだけに実現しても決しておかしくはない事例だろう。