『Skysports』は「マンチェスター・ユナイテッドの監督を務めるルイス・ファン・ハール氏は、まだ今季の優勝は可能であると話した」と報じた。
先週行われた開幕戦でスウォンジー・シティに敗れ、今季のスタートで躓いてしまったマンチェスター・ユナイテッド。チームを率いているルイス・ファン・ハール監督は、プレシーズンマッチの連勝で大きな期待を受けていたものの、一つの敗北で評判は地に落ちてしまった。
しかし、先日行われたインタビューで「時間は必要だ」と語ったのに続き、今回は「奇跡になるかもしれないが、可能なことだ」と語り、今後の復活を約束。難しい状況のチームを改革し、バイエルン・ミュンヘンで成し遂げた結果を再現したいと意気込みを見せた。
ルイス・ファン・ハール マンチェスター・ユナイテッド監督
「それは(実現すれば)奇跡になるかもしれないが、可能なことだよ。しかし、同時に常に困難なことでもある。
私がバイエルン・ミュンヘンに就任した時も、メンバーは安定したものではなかったよ。我々が実現したことは奇跡だったのさ。
今ここでも、メンバーはバランスがとれたものではない。5名の9番、6名の10番がいるのに、ディフェンダーがいないのだからね。
これはオーナーも理解してくれると思う。そうでなければ、私はこの仕事を引き受けることはなかった。私は全てを議論した。長い間、自分をさらけ出し、常にオープンにそうしてきた。それが自分の契約を3年にした理由だ。1年ではなくね。
これまでのクラブでも、私は常に困難なスタートを経験してきた。
多くの情報を与え、脳から多くのものを引き出す。選手たちがその状況に順応しなければならないことを理解している。それは、それほど容易なことではないんだ。
それはミーティングだけではない。毎日のピッチの上にそれがある。私が練習を行うとき、そこには常に戦術上の目的がある。だからこそ、彼らは考えなければならないのだ。私が何らかの見解を求めれば、彼らは『慣れていたものとは違う』と答えているよ」
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