8月6日、リーガ・エスパニョーラのバレンシアは「サンプドリアから ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィを獲得した」と発表した。契約期間は5年。移籍金については開示されていないが、メディアでは1000万ユーロ(およそ13億7000万円)であったと報じられている。

水曜日の朝にはムスタフィがバレンシアの本拠地メスタージャの事務所に入るところが目撃されており、移籍は本日にも決定する可能性があるとのことだったが、スムーズに交渉は進みその日に公式発表に至った。

シュコドラン・ムスタフィは1992年生まれの22歳。マケドニアにルーツを持つアルバニア系のドイツ人で、ハンブルガーSVの下部組織で育ったものの、若くして国外に進出。エヴァートンを経て2012年にサンプドリアに入団し、イタリアで成長した。

先日行われたワールドカップのメンバーにもマルコ・ロイスの負傷によってサプライズ的に選出され、サイドバックとして出場機会を掴み、ドイツの優勝に貢献している。

移籍金については、サンプドリアは1500万ユーロ(およそ20億5000万円)を求めており、バレンシアが当初800万ユーロ(およそ11億円)を提示していたという状況があったが、情報によれば間を取った1000万ユーロ(およそ13億7000万円)で決着したようだ。

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