7月23日、リーガ・エスパニョーラのバレンシアは「ベンフィカから元スペインU-21代表FWロドリゴを獲得した」と発表した。

ロドリゴ・モレノ・マシャド、通称”ロドリゴ”は1991年生まれの23歳。ブラジル生まれであるが、スペインで育ちセルタやレアル・マドリーの下部組織を経験、2010年にベンフィカに加入したストライカー。

1年間はボルトン・ワンダラーズにも貸し出されたがイングランドでは芽が出ず、ポルトガルに復帰してからブレイクを果たした。鋭い飛び出しのセンス、左足から繰り出す正確でテクニカルなシュートを武器としている点取り屋である。

同じくベンフィカに所属していたアンドレ・ゴメスとともにバレンシア移籍が噂になっていたが、このたび二人とも正式に加入が決定したことになる。

なお、彼らの保有権は既にメリトン・キャピタル・リミテッドという投資会社に移っており、それは他でもないバレンシアのオーナーであるピーター・リム氏の会社なのだが、まだ条件面で全てが合意に至っていないらしく、そのため宙に浮かせておくよりもいったんレンタルでクラブに合流させようという流れであるとのことだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介