現在、欧州大陸をめぐるプレシーズンツアーを行っているのは、第2次ジョゼ・モウリーニョ政権2年目を迎えるチェルシー。

チェルシーはこの夏、セスク・ファブレガスやジエゴ・コスタ、フィリペ・ルイスといった即戦力を獲得。モウリーニョ監督も7月の時点ですでに補強が終了したことを認めており、計画的かつ効率的に夏のミッションを成功させた。

そんなチェルシーはプレミアリーグの開幕戦を、アウェイでバーンリーと戦う。激しくも美しいプレミアリーグの開幕までいよいよ2週間なったが、モウリーニョ監督がプレミアリーグの日程について苦言を呈している。そこには、ビッグトーナメントを戦うチームならではの苦悩があった。

ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー監督)

「FA(イングランドサッカー協会)とプレミアリーグは、私たちのそれぞれにもう少しの手助けを与えるべきである。

そして、同じことはテレビ会社にも当てはまる。いくらかの決定がチャンピオンズリーグを戦うチームにとって不利になっているからね。

私たちは、本来あるべきほど尊重されていないし、自分たちのリーグを十分に守れていない。

エヴァートンのように、1人の選手に3000万ポンド(およそ51億7000万円)を費やすことができるクラブが他の国にどれだけあると言うんだい?スペインには3つだけだ。ドイツは2つ、ポルトガルは0。フランスは1つないしは2つだ。

それでも、プレミアリーグはベストなリーグである。なぜなら、多くのクラブにワールドクラスの選手が所属しているからね」

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