7月29日、イングランド・プレミアリーグのチェルシーは今夏復帰したコートジボワール代表FWディディエ・ドログバのロングインタビューを公式サイトに掲載した。

ドログバはその中でジョゼ・モウリーニョ監督に誘われれば断れなかったこと、リーグを勝ち取るために戻ってきたことを明かしている。


ディディエ・ドログバ

「ここに戻れたことに驚いている。とてもいい感じだ。復帰することが出来て本当にうれしい。最高のファンと会える日を楽しみにしている。

復帰の決断は簡単なものだったよ。ジョゼとチェルシーに『No』と言うことはとても難しい。ここには多くのいい思い出があるし、そのチャンスが来た時には容易だった。

ジョゼは、私のようにクラブとの歴史を作ってきた選手は、いつか戻ってくるべきだと説明したんだ。そして私もそれに同意した。彼にとっては、私がチームを離れたとしても、8年間をここで過ごした私はまだチェルシーの選手だと。

チームに対する悪意はない。2年間耐えなければならない時間を過ごしたが、それは単にそういう道だったということだ。

彼は、私にプレミアリーグでプレーするチャンスを与えてくれた人なんだ。ともに多くのトロフィーを勝ち取ってきた。そして多くの試合でプレーさせてくれた。

そのような関係を持っているのは私だけじゃない。ここで物語を始めたすべての選手がそうだ。これは感情的なものだ。しかし、最も重要なことは、我々は勝利を求めているということだ。もっと、もっと、もっと勝ちたい。

私が思うに、自分がこのクラブに対してやれるベストなものは、最初に来たときと同じように続けていくことだろう。変わる必要はない。誰もが私の個性や態度、メンタリティを知っているのだからね。

ただ私がここにいるだけで喜んでくれる、私が戻ってきたことに感謝してくれるわけではないと分かっている。

私は勝ちたい。野望を共有したい。そして試合に勝ちたい。メンバーは若い。最良の結果を得るためには、努力をしなければならない。