7月19日、オーストラリア・Aリーグのウエスタンシドニー・ワンダラーズは「RKCワールワイクから元オランダ代表FWロメオ・カステレンを獲得した」と発表した。契約期間は2年。
ロメオ・カステレンは1983年生まれの31歳。スリナムの出身だが若くしてオランダに移住し、スパルタ・ロッテルダムやADOデンハーグの下部組織で育った。小柄な体格ながらもテクニックとスピードに優れたウインガー。
2000年から2004年までADOのトップチームで、2004年からはフェイエノールトでプレーしたため、当時オランダでプレーしていた戸田和幸選手と小野伸二選手の両方とチームメイトになった数少ない選手として知られる。
フェイエノールト時代は非常に活躍し一時期はオランダ代表にも定着したものの、2006年ワールドカップをコンディション不良で逃したほか、ドイツに移籍して以降怪我に苦しんだことから、2007年以降は招集されていない。