5月21日、『Telegraph』は「今夏選手が大量に退団することが決まったウエスタンシドニー・ワンダラーズは、その穴埋めとしてオーストラリア代表FWアレックス・ブロスクの獲得を狙っている」と報じた。
元日本代表MF小野伸二を擁して創設初年度にレギュラーシーズンを制し、さらに2年連続でグランド・ファイナル準優勝に輝いたウエスタンシドニー・ワンダラーズ。
しかし今夏は大きなチームの変化を余儀なくされる。小野伸二はコンサドーレ札幌への移籍が決定しており、オーストラリア代表MFアーロン・ムーイは退団しメルボルン・ハートに移る。そして左サイドバックのDFアダム・ダプッツォ、右ウイングのユスフ・ヘルシが契約満了で退団。DFディーン・ヘファーナンが現役引退。
さらにオーストラリア代表経験があるCBマイケル・ビーチャム、右サイドバックのDFジェローム・ポレンツ、若手のGKジェラード・タイソン、MFタジ・ミニーコン、MFジョッシュ・バレージも退団が決まった。
今夏のマーケットで戦力のおよそ半数を失うことになるウエスタンシドニー・ワンダラーズの監督トニー・ポポヴィッチ氏は、その穴埋めとしてまずはアル・アインを退団するアレックス・ブロスクの獲得に動いているという。
アレックス・ブロスクは先日自身の古巣であるシドニーFCへの復帰を希望して交渉を行っていると報じられており、今夏は移籍市場でもシドニー・ダービーが行われそうだ。