7月19日、アルジェリアサッカー連盟は「クリスティアン・グルキュフ氏が新たな代表監督に就任した」と発表した。契約期間は明記されていない。
コーチ陣に関しては、かつてロリアンでグルキュフ監督の下プレーしていた元アルジェリア代表MFヤジド・マンスーリ氏がマネージャーに就任し、GKコーチは前体制からベルハジ・ハッサン氏が留任。他のポジションは今後決定される予定となっている。
クリスティアン・グルキュフ氏は1955年生まれの59歳。名前から想像できる通りフランス代表MFヨアン・グルキュフの実父に当たる指導者。
ル・マンやレンヌを率いた経験もあるが、基本的にはロリアンの監督を通算21年務め、コンパクトな3ラインのハイプレスサッカーという独特の戦術を植え付け、リーグ・アンに定着させた名監督として知られる。
先日ワールドカップに出場し、ベスト16に進出するという大きな結果を得たアルジェリア代表。しかしチームを率いていたヴァヒド・ハリルホジッチ前監督がトルコ1部のトラブゾンスポルに去っており、新たな指揮官の招聘が必要になっていた。