『Sud-Ouest』は「ロリアンでプレーしている元フランスU-21代表FWジェレミ・アリアディエールは、今夏カタール・スターズ・リーグのウム・サラルに移籍する可能性が高い」と報じた。

記事によればすでに両クラブの間での移籍金については合意に達しており、その額は40万ユーロ(およそ5500万円)。ただしアリアディエール自身が現在のところカタールへの移籍に合意していないようである。

ジェレミ・アリアディエールは1983年生まれの31歳。かつてアーセナルに長く所属していたこと、そして怪我や決定力不足に悩み続けて活躍できずに終わったことで知られているストライカーである。

その後はミドルズブラでプレーし、2010年に退団。数か月浪人生活を過ごした後UAEへの移籍が決まっていたものの、アリアディエール自身が相手側の行動を批判し加入を拒否したことで破談となっていた。

そして、彼が初めてプロの舞台で活躍したと言えるのが2011年に移籍したロリアンでの2年目。シーズン15ゴールを決めて絶対的なエースとなり、存在感を高めた。

しかし昨季は一転、怪我に悩まされると同時にカメルーン代表FWヴァンサン・アブバカルが大ブレイクを果たしたことで厳しい状況に陥っている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介