7月8日、『L'Equipe』は「スポルティング・リスボンに所属しているアルジェリア代表FWイスラム・スリマニは、ワールドカップでの活躍で多くのクラブから関心を集めている」と報じた。

スリマニは現在行われているワールドカップにアルジェリア代表の一員として参加し、GS第2節からレギュラーで出場。2ゴールを決めてチームをベスト16に導く活躍を見せた。

世界の舞台で力を発揮したスリマニであるが、スポルティングではそれほど絶対的な存在ではなく、昨季の先発は後半戦の10試合のみ。

今年1月にはフランス・リーグアンのナントが30万ユーロ(およそ4200万円)という今考えれば異常な程の安値でオファーを送っており、最終的には実現しなかったがスポルティングもそれを受託している。

しかし、ワールドカップを終えた現在となっては価値は1000万ユーロ(およそ14億円)まで高騰していると考えられており、さらにそれでも興味を持っているクラブが多数存在するという。

イングランドからはクリスタル・パレス、ウェストハム・ユナイテッド、ニューカッスル・ユナイテッド。ドイツからは奇しくも日本人選手が所属するマインツとシャルケ04。そしてアルジェリア代表の監督を務めていたハリルホジッチ氏が就任するトルコのトラブゾンスポルが獲得に乗り出しているとのことだ。

なお、冬にオファーを送っていたナントは、今年の夏と来年1月のマーケットでは選手の獲得が禁止されているため、レースに参戦することはできない。

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