7月12日、イタリア・セリエAのACミランは「バレンシアからフランス代表DFアディル・ラミを獲得した」と公式発表した。契約期間は2017年6月30日までの3年。
#ACMilan communicate the signing of @Rami13officiel from Valencia CF: Rami signed a contract with the club until the 30th June 2017!
— AC Milan (@acmilan) 2014, 7月 12
アディル・ラミは今年1月にバレンシアからACミランにレンタル移籍し、センターバックのレギュラーとして活躍を見せた。
ミランは完全移籍での獲得を希望していたが、当初の契約に記載されていたバイアウト条項(これ以上の金額を提示すれば完全移籍に切り替えられる)の700万ユーロ(およそ10億円)の支払いに難色を示し、一旦返却した後に改めて交渉を行った。
当初はミランが350万ユーロ(およそ5億円)と半額を希望しており交渉に時間がかかったものの、先日バレンシアが425万ユーロ(およそ6億円)までの値下げを提示したと伝えられた。さらにアディル・ラミが減給に同意すれば契約が結ばれると報じられており、おそらく何らかの妥協が行われたのだと推測できる。