現地時間14日に行われたW杯グループDの試合、イングランド対イタリアの試合は2-1でイタリアが勝利した。
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— Nazionale Italiana (@Vivo_Azzurro)
2014, 6月 15
クラウディオ・マルキージオの豪快なミドルシュートで先制したイタリアだったが、その直後、ウェイン・ルーニーの完璧なクロスをダニエル・スターリッジが流し込み前半のうちにイングランドが同点。結果的には50分にマリオ・バロテッリがヘディングシュートを流し込み、“死のグループ"の初戦をなんとかイタリアが制した。
日本代表の試合前ということ、さらには世界的スターが勢揃いしたということもあり、この試合は日本での視聴者もきわめて多くいたことだろう。そんなこの試合では、試合に関係しないところで、思わぬ負傷者が出ていた。
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スターリッジが同点弾をあげた37分、喜びのイングランドイレブンと時を同くして映し出された謎の負傷者の様子。日本のテレビ中継でもその詳細は語らられず、この負傷者が一体どこの誰で、なぜ負傷したのか首を傾げていたが、このほどその詳細が明らかとなったようだ。
英国『Mail Online』によれば、この男性はイングランド代表の医療スタッフ、ギャリー・レヴィン氏。かつてはアーセナルでも医療業務に従事した現在50歳のスタッフで、2008年の2月、当時アーセナルに所属していたエドゥアルド・ダ・シルヴァがバーミンガム・シティ戦で開放骨折した際にも彼の元へ駆けつけたスタッフだという。
そんなレヴィン氏がなぜ今回負傷したのか?
記事によれば、 レヴィン氏は同点弾の喜びのあまり飛び跳ね、着地の瞬間にベンチ前に置いたあったペットボトルに足をもっていかれ、そのまま足を捻ったのだという。
ロイ・ホジソン監督によれば、レヴィン氏は大きな痛みを訴えており、病院へ運ばれたとのこと。怪我の具合は明らかになっていないが、ホジソン監督は「彼のW杯はこれで終わりはしない」ともコメントしている。
Qolyでも以前お伝えした通り、イングランド代表はおよそ70名ものスタッフが現地入りしている。その中には他の医療スタッフもおり、FAのスポークスマンによれば、レヴィン氏不在の際にはスティーヴ・ケンプというスタッフが治療を担当するという。