イタリア代表はW杯へ向けてルクセンブルク代表と親善試合を開催。1-1のドローに終わっているが、前半9分にクラウディオ・マルキージオが奪ったゴールが話題になっている。
カウンターからマルキージオが前線のマリオ・バロテッリへボールを送ると、FWのマリオ・バロテッリは飛んできたボールを走りながらピタっとおさめることに成功。そしてDF2人にマークを受けるも、中央へアウトサイドキックで折り返すと、そこにはパス&ゴーの基礎をしっかりこなしたマルキージオ。
完全に2人だけでゴールを陥れるなど、効率の良いサッカーはイタリア代表の伝統だ。昨年のコンフェデレーションズカップで日本代表に競り勝ったのもこのイタリアの効率の良さに拠る所が大きい。前評判のそれほど高くないイタリア代表だが、評判の高くない時ほど結果を残す国だけに不気味な存在といえるだろう。