6月13日、『Skysports』は「エヴァートンの会長を務めるビル・ケンライト氏は、ベルギー代表FWロメル・ルカク、元イングランド代表MFギャレス・バリーをチームに残すことを希望している」と報じた。
今季プレミアリーグで5位という好成績を残したエヴァートンであるが、エースとして活躍したロメル・ルカクはチェルシーから、中盤の要になっていたギャレス・バリーはマンチェスター・シティからのレンタルであった。後者は契約が今夏で満了となるが、ルカクはチェルシーへの復帰のほか、アトレティコ・マドリーなどのクラブも興味を示していると言われている。
しかしエヴァートンの会長を務めるビル・ケンライト氏は「彼らの残留に向けて動いている」と話し、来季の戦力として考えていることを明らかにした。
ビル・ケンライト
「ルカクの残留を熱望している。ギャレス・バリーの残留も望んでいるが、こちらはもう進行中の作業であり、チームに彼を追加する必要がある。もう止めることは出来ない。
ロメルはエヴァートンにとって素晴らしい補強になった。ピッチの内外問わず、彼は並外れた少年であったといえる。
我々は彼にぜひ戻ってきてほしいと思っているし、チェルシーの人々は良い友人なので、見通しは良好だと思っている。ただ彼は今ワールドカップに行っているので、そこで何が起こるかを見守る必要がある。
ギャレス・バリーは非常に素晴らしいシーズンを過ごしたし、監督が彼と会談していることも知っている。我々は彼が来季もここにいることを期待している」