ベルギー代表FW、ロメル・ルカクにPSGやユヴェントスが興味を示しているようだ。
2011年にアンデルレヒトからチェルシーへ移籍したルカク。プレミアリーグ初年度はリーグ戦わずか8試合の出場に終わり、翌2012-13シーズンはWBAへローン移籍。35試合で17ゴールを奪い評価を高める事に成功した。
昨季はチェルシーにジョゼ・モウリーニョが復帰し、WBAで実績を残したルカクもチェルシーに残ると思われたが、最終的にサミュエル・エトーの加入に弾き出される形でエヴァートンへローン移籍した。しかし、ルカクはエヴァートンでも大活躍。ロベルト・マルティネス監督の信頼も厚く、プレミアリーグでは31試合に出場し15ゴールを奪取。自らの成長と実力を証明することに成功している。
この2シーズンの実績によりスタンフォード・ブリッジへ戻る事が濃厚と思われたが、メディアが報じているのは売却の話ばかりだ。チェルシーはアトレティコ・マドリーのジエゴ・コスタを獲得すると噂されており、ルカクはその移籍金を捻出できる選手として売却される可能性があるともいわれている。
ルカクの代理人を務めるのは辣腕で知られるミーノ・ライオラだ。ライオラはPSGとユヴェントスがオファーを送る準備をしていると『Football Direct News』に語ったようだ。ズラタン・イブラヒモヴィッチ、マリオ・バロテッリ、ポール・ポグバの代理人を務めている事で有名なライオラは、これまでにも不可能と思われた移籍をいくつも成立させてきた。また、PSGやユヴェントスと緊密な関係にあり、両クラブにはライオラのクライアントが多く在籍している。