6月7日、『Inside』は「マラガに所属しているポルトガル代表DFアントゥネスは、セビージャでプレーしたいという希望を明かした」と報じた。

アントゥネスは1987年生まれの27歳。強力な左足を持つことで知られるサイドバックである。

若くしてローマに引き抜かれた経験を持つもののイタリアでは才能が開花せず、12/13シーズンに所属したパッソス・フェレイラでの活躍でブレイクし、ポルトガル代表に定着。2013年1月にマラガへ移籍し、1年半で46試合に出場、1ゴールをあげている。

記事によれば、アントゥネスは『El Desmarque』のインタビューに対してこのように話し、同じアンダルシアのライバルであるセビージャでプレーしたいという希望を明かしたという。


アントゥネス

「報道でセビージャが僕に興味を持っていると聞いた。しかし、まだクラブには連絡はないようだね。

僕はセビージャが好きだ。素晴らしいチームだし、どんな選手だってあそこでプレーしたいと思うだろう。そして、自分の目標は来季ヨーロッパの舞台で戦うことなんだ。

マラガは僕が退団するなら金銭を求めるだろう。ただ、それはきっとセビージャには支払える額の違約金になると思う。マラガでの左サイドバックの役割は、ホセ・マヌエル・カサドと、新しく入ってくるアルトゥール・ボカでカバーできるはずだからね。

誰からもまだオファーは来ていない。しかし、ラ・リーガの中でプレーし続けたいという希望を持っている。

マラガは、スペインの偉大なチームでプレーするチャンスを与えてくれたクラブ。僕はいつまでも感謝を持ち続ける。だから、もし移籍するならば、クラブのために金銭を残して去りたいんだ。

僕は退団を強いるつもりはない。だから、僕を求める人は、マラガの役に立つだけの条件を提示してもらいたい」


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