最後に、4サイロで唯一天然皮革(カンガルー)を使用している、「ティエンポレジェンド5」。日本代表では、森重真人、伊野波雅彦の両DFが着用する。
新色は、ボルト×メタリックゴールドコイン×ブラック×ハイパーパンチ。写真ではわからないがインサイド側の切り返し部分もすべてボルトカラーとなっており、そちら側のスウッシュ(Nikeのロゴ)にハイパーパンチが使われている。
海外の着用選手は、イタリア代表のアンドレア・ピルロ、スペイン代表のセルヒオ・ラモス、ジェラール・ピケなど。
なお、トップモデルにフライニットを採用した「マーキュリアル」と「マジスタ」は、より一般的なモデルとして「マーキュリアルヴェイパー10」と「マジスタ オーパス」も登場。
写真はいずれもハードグラウンド向けHGモデルだが、天然芝用のFGモデルもあるため、フライニットではなくこちらを選ぶ選手もいるだろう。実際先日のCL決勝では、アトレティコ・マドリーに所属するベルギー代表の守護神、ティボー・クルトワが「マジスタ オブラ」と同じボールコントロール重視モデルであるこの「マジスタ オーパス」の方を着用していた。
Nike Footballのデザインディレクター、デニス・デコヴィッチ氏は今回のラインナップについて、次のように語っている。
「今年はナイキフットボールにとってこれまでにないほどのイノベーションの年となりました。1998年にロナウド(ブラジル)が着用したマーキュリアル R9同様、2014 年はナイキがフットボールスパイクを一変させた年として記憶に残ると信じています」
「色使いも大胆ですが、それ以上にこれらのスパイクには大胆なアイディアやイノベーションが盛り込まれています。ピッチでプレイヤーがこれらのスパイクを着用しているのを早く見たいです」
4サイロのうち「マジスタ」は既に発売されており、残りの「マーキュリアル」「ハイパーヴェノム」「ティエンポ」も6月13日(金)から店頭販売が開始される。
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