ブラジルW杯の開幕が迫る中、大会を盛り上げるべく登場したNike、2014年夏のニュースパイク。

“赤組”、“黄色組”と引き続き2サイロずつで色分けされ、またスピード系とボールコントロール系の2つのサイロでフライニットを採用するなど、史上最も革新的と言えるラインナップ。

せっかくなので日本代表の着用予定選手とともに紹介していきたい。

まずは、大久保嘉人、大迫勇也、柿谷曜一朗という3人のFWが着用する、狭いスペースでのアジリティを重視したモデル、「ハイパーヴェノム ファントム」。

Nike Hypervenom Phantom

新色は、ハイパーパンチ×メタリックゴールドコイン×ブラックというド派手なカラー。日本の最前線にはおそらく常にこの色があると思われるが、唯一柿谷は先日のキプロス戦で使い慣れた「スーパーリゲラ3」を着用しており、本大会でもそちらを履く可能性がある。

海外の着用選手は、ブラジル代表のネイマール、イングランド代表のウェイン・ルーニー、アルゼンチン代表のゴンサロ・イグアインなど。


続いて、先日お届けしたばかりのスピード系モデル、「マーキュリアル スーパーフライ4」。日本代表では、長友佑都が既にキプロス戦で着用している。

Nike Mercurial Superfly IV

こちらのカラーも「ハイパーヴェノム」と同じハイパーパンチをベースにした、ハイパーパンチ×メタリックゴールド×ブラックという組み合わせ。

海外の着用選手は、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド、フランス代表のフランク・リベリ、ベルギー代表のエデン・アザールなど。


そして、「マーキュリアル スーパーフライ4」と同じくNike独自の素材、フライニットをアッパーに採用した、「マジスタ オブラ」。日本代表では、山口蛍がキプロス戦で既に着用した、ボールタッチの感覚を突き詰めたニューモデルだ。

Nike Magista Obra

カラーは、ボルト×ブラック×ハイパーパンチ。上の「スーパーフライ4」と比べると、同じフライニットでもアッパーの作りがかなり異なることが分かる。

海外の着用選手は、スペイン代表のアンドレス・イニエスタ、ブラジル代表のチアゴ・シウヴァ、ダヴィド・ルイス、ドイツ代表のマリオ・ゲッツェなど。