ナポリの会長、アウレリオ・デ・ラウレンティスはバルセロナのMF、ハビエル・マスケラーノの獲得に挑戦していることを明かした。
29歳のマスケラーノは2010年の8月にリヴァプールからバルセロナへ移籍。現在の契約は2016年の6月まで残っている。マスケラーノの契約には8000万ポンド(=137億円)の売却条項が存在するようだがこれは現実的な金額ではなく、ナポリ側としても支払うつもりは無いだろう。
デ・ラウレンティス会長はクラブ間で話し合っていることを認めており、移籍金について合意が難しいことを明かした。『Gazzetta dello Sport』に対して以下のように語っている。
「(ラファ)ベニテスはマスケラーノのことを良くわかっており、高く評価している。我々は取り組んでいるが、難しい交渉だ」
元リヴァプールの指揮官であるベニテスはマスケラーノとリヴァプール時代に3年間共に戦っている。リヴァプール時代のマスケラーノは139試合に出場。2007年のチャンピオンズリーグ決勝にも出場している。
バルセロナへ移籍してからはリーガ・エスパニョーラを2度制覇。チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップ、コパ・デル・レイはそれぞれ1回づつ獲得している。また、代表としては95試合に出場しており、オリンピックではアテネと北京で金メダルを獲得している。