5月16日、『Fox Sports』は「FIFAの会長を務めているゼップ・ブラッター氏は、2022年にカタールでワールドカップを開催するという決定を下したことは間違いだったと認めた」と報じた。

2022年に行われるワールドカップは、史上初めて中東地域のカタールで開催されることが決定している。しかし、開幕まで残り8年というタイミングで、多くの問題点が明らかになっている。

一つは入札プロセスでの買収疑惑。一つは建設現場での労働環境が劣悪で、犠牲者が多く発生していること。そして中東特有の夏の気温である。

カタール組織委員会は全てのスタジアムに冷房を設置する案を提示しているものの、ランニングコストの面では建設会社からも疑問が呈されており、実現しても試合中以外のサポーターを高温から守ることは出来ない。

ゼップ・ブラッター氏はスイスメディア『RTS』が木曜日に行ったインタビューにおいて、質問に対して「人間はミスをするということを知っているだろう」と話した。


『Fox Sports』

ゼップ・ブラッター FIFA会長

「(中東でワールドカップを開催するという選択は正しかった?)

そうだな……もちろん、あなたも知っているだろう。人間はミスをすると言うことを。

カタールのテクニカルレポートでは、夏の気温が高すぎるという評価をしていた。しかし執行委員会は、大多数が賛成しカタールでプレーすることを決定した。

(冬の開催になる?)

その可能性はある。カタールの登記の気温はおよそ25度だ。現実的に考えなければならない。プレーするのに最適な季節は年末だ」


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