マンチェスター・シティのコートジボワール代表MF、ヤヤ・トゥレがクラブのYouTube公式チャンネルで、10代の頃に経験したアーセナルでのトライアルについて語った。

トゥレは2001年、地元のASECミモザからベヴェレンへ移籍。10代の若さで渡ったベルギーでもスケールの大きなプレーで活躍を見せ、多くのクラブから注目を集めていた。その中にはアーセナルも含まれており、アーセン・ヴェンゲル監督は後に、「15歳の頃から彼を知っていた」と話している。

そうしたなか、ヤヤ・トゥレが兄であるコロ・トゥレの所属していたアーセナルでトライアルを受け、最終的に労働許可証の問題で契約に至らなかったことが今ではよく知られている。トゥレは当時のヴェンゲル監督とのやり取りについて明らかにした。

「ベルギーにいたとき、2ヶ月間トレーニングのためアーセナルへ行って、そこでヴェンゲル監督と初めて交わした話を今でも覚えている」

「『どこのポジションでプレーしたいのか?』と聞かれたので、『ミッドフィルダー』と答えた。すると彼は、『どうして?トレーニングを見る限りはフォワードの方が向いている』と言った」

「私は『そうやっていつもあなたは僕を前線へと押し上げる。僕はパトリック・ヴィエラのようにミッドフィルダーでプレーしたいのに。僕はパトリックみたいにプレーできるし、彼よりもっとうまくなれる』と言ったが、彼は『いいや、そんなことはない』と言ったんだ」


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