今月6日に行われたブラジルW杯の組み合わせ抽選会の結果、日本とグループステージの初戦を戦うことになったコートジボワール。
チェルシーで一時代を築き、現在はトルコのガラタサライで活躍するストライカー、ディディエ・ドログバとともにチームを象徴する選手として挙げられるのが、DFコロ、MFヤヤのトゥレ兄弟。特にマンチェスター・シティの主力であるヤヤ・トゥレは、2011、2012年とアフリカ年間最優秀選手賞を受賞している。
ところが最近、ピッチ外のこんなところでも彼ら兄弟が大人気となっている。
画質が粗いため分かりづらいが、ここはバーミンガムのとあるナイトクラブ。そして歌われているのは、なぜかこの場に全く関係のないトゥレ兄弟のチャントである。
しかも、実はこういった光景が目撃されているのはバーミンガムだけではない。
10月にニューカッスル、
11月にはリヴァプールの街角で、同様のチャントを歌う若者の集団が目撃されている。
コロ・トゥレが現在所属しているリヴァプールを除けば彼らがそれぞれの街のクラブに在籍していたことはなく、なんとも不思議な今回のブーム。
イギリスでいったい何が起こっているのだろうか。
ちなみに、チャントの元ネタは1990年代を代表するテクノダンスユニット、2 アンリミテッド(2 Unlimited)の代表曲で、日本でもあのジュリアナ東京などで大流行した「No limit」。
こういった懐メロをうまく持ってくるところは日本もイギリスも変わらないようだ。