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1月21日に開幕を迎えるアフリカ・ネイションズカップ。多くの強豪国が予選で敗れる中、ガーナは危なげなく本大会に進出。有力な優勝候補の一つにあげられている。

そのガーナの攻撃を司るのが、現在セリエAのウディネーゼでプレーしているクワドォー・アサモア。1988年生まれの弱冠23歳であるが、2008年にA代表に招集されてから欠かせない戦力となってきた。2010年は1月のアフリカ・ネイションズカップ、6月のワールドカップで活躍。昨年にはマンチェスター・ユナイテッドが獲得するのではないかと噂されるほどになった。

本大会開幕を前にFIFAがアサモアのインタビューを掲載しており、それを紹介したい。

kwadwo

「(ウディネーゼは夏にいくつかのキープレーヤーを売却したが、セリエAとヨーロッパリーグで好調なスタートを切っている。ヨーロッパでビッグチームと競り合うために、何が必要だったのですか?)

『去年、一生懸命働いて重要な試合を戦うチャンスを得た。高いレベルの相手と戦うことは、クラブの威信を高めてくれる。見逃してはいけない機会だ。我々は常に最善を尽くすように努力している』

(何が成功の鍵ですか?)

『若さと、メンタリティだね。我々はセリエAで最も平均年齢が低いチームで、とても団結している。何人かの新しい選手が入ったが、考え方は昨シーズンと全く変わらない』

(ウディネーゼではより後方でプレーしている。何か違いはありますか?)

『代表チームとセリエAとの違いには気付いているよ。ガーナではワントップのアサモア・ギャンの後ろでプレーする。しかしウディネでは左のミッドフィルダーだ。より守備をしなければならない』

(ネイションズカップではガーナはどれだけの強さを見せてくれますか?)

『いいチームだ。怪物はいないけど、質が高い選手が多い。ステファノヴィッチ監督はよりコンパクトに、勇敢に戦うことを求めるし、我々全員が危険なプレーができる』

(エジプト、カメルーン、ナイジェリアなどが予選敗退。より競争は容易になりますか?)

『強くて、成功したチームがいないのは事実だ。でも、それはネイションズカップ制覇が容易になるわけではない。南アフリカでもそうだったけど、常に新しいチームが出てくる。全てのチームに可能性がある』

(どこが優勝すると思いますか? そしてジャイアントキリングは起こるでしょうか?)

『それは分からないよ。みんな同じレベルからのスタートだから、サプライズは起こるかもしれないね。バランスが取れたトーナメントだ』

(2014年ワールドカップ予選の抽選はどうでしたか? スーダン、ザンビア、レソトのうち、どれを警戒しますか?)

『難しいグループではないよ。一番怖いのはザンビアかな』

(南アフリカでは準々決勝で敗退。PK戦での負けは残念でしたか?)

『サッカーはそういうものだよ。悪い瞬間は訪れるし、敗北を受け入れなければいけない。良いことは、何度でもチャンスがあるということだ。準決勝に進出し、歴史を作るまで後一歩というところで、最後のペナルティでミスをしてしまった。次のワールドカップでそれを克服するチャンスがあると思う。とても悲しい出来事だったが、それもサッカーだよ』

(イタリアでの生活をどのように楽しんでいますか?)

『楽しく過ごしているよ。ウディネに住んでもう4年になるけれど、こんな快適な場所で暮らせていることに幸せを感じる。満足しているよ』

(イタリア国籍の取得を考えている?)

『僕はガーナ人だから国籍を変えるつもりはないよ。でもイタリアに住めていることは幸せなことだ』

(常にイタリアンを食べているんですか? フフよりもパスタを選びますか?)

『まあ、普段はイタリアンを食べるよ。フフ(西、中央アフリカの郷土料理)を捨てるつもりはないけど、パスタや米は好きだと言わなければならない必要はあるね』」

(筆:Qoly編集部 K)

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