15日に行われたルーマニア リーグ1、第10節ペトロルル・プロイェシュティ対ヴォイニツァ・シビウ戦は荒れた試合模様となった。
前半に1人退場者を出したアウェーのシビウは後半早々にもGKを一発退場で失うなど相次ぐ不利な判定に不満を募らせていたが、ロスタイムに下されたPKのジャッジについに鬱憤が爆発。 選手をピッチから引き上げさせようとするなど猛抗議、さらに途中出場のGKレムス・ダナラケはPKキッカーに背を向けて抗議の姿勢を表した。この驚きの行動をレフリーは認めず、ダナラケにイエローカードを提示、PKは蹴り直しとなったが、ここでもダナラケはプレーの意思を示さなかった。
試合後、ダナラケは「首脳陣と相談した結果、PKをストップすることを放棄した。あれだけ相手寄りのジャッジをされたら、不満を抱くのが当然さ。(試合後の)ロッカールームの雰囲気はよくなかったけど、次の戦いに向け準備はできてるよ」と語った。今シーズン1部昇格を果たしたシビウだが、この敗戦により3連敗を喫し降格圏に沈むなど苦しい戦いが続いている。
【マッチハイライト】
(筆:Qoly編集部 I)