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ニューヨーク裁判所は、審判員養成学校を設立し、後進の指導に当たっていた、エクアドル出身の元サッカー主審バイロン・モレノ氏に対し、ヘロイン密輸の罪で懲役2年半の判決を下したことを発表した。モレノ氏はエクアドルからヘロインの大量密輸を試みたが、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港で現行犯逮捕されていた。

モレノ氏は2002年に行われた日韓W杯決勝トーナメント、韓国対イタリア戦の主審を担当。(当時の)イタリア代表トッティを退場させただけではなく、大きな論争となるような様々な疑惑の判定を行ったことで記憶に新しいですが、モレノ氏自身は自らの人生を正しく裁けなかったようだ。判決後にモレノ氏は「心の底から非常に申し訳ない気持ちだ」と涙を拭いながら反省の弁を述べている。

(筆:Qoly編集部 M)

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