ロンドンから届いたシンガードに関する最新テクノロジーについてお伝えしたい。
デザイナー曰く
「シンガードにはそれぞれセンサーとマグネットが2つ付いています。センサーのうちひとつは他の選手との距離が非常に近いことを感知し、もうひとつは衝撃を感知します」
「両方のセンサーが作動するとアラームが鳴り響きます。たとえ選手自身がシンガードを蹴って、周りを欺こうとしても、最初のセンサーがそれを察知するため、アラームが作動することはありません」
これによって所謂ダイビングやシミュレーションを防ぐ効果も期待され、審判のジャッジの手助けにもなるという。
ただ、大観衆のなかでプレーするような場合にアラーム音は聞こえるのかという疑問とそもそもトッププロのせめぎ合いにアラーム音は似つかわしくないとも思う。さらに、センサーの付いたシンガードは衝突した際、脛骨によりダメージを与えるのではないかという不安もあり、有用なシーンがあるとすれば幼い子供たちが使用するような場合だろうか。
価格が一体どれほどなのかも分からないが、陽の目を見る日はやってくるだろうか…。