前回に引き続き、移籍が噂されている大物選手達を紹介。

◆ツꀀラウール・ゴンサレス (レアル・マドリー → シャルケ?)

レアル・マドリーの至宝が退団する日は着実に迫っている。移籍先として有力視されているのはシャルケである。マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムの話は既に断ったと言われており、シャルケのフェリックス・マガト監督も歓迎のコメントを発表している事から、移籍は間違いないだろう。ラウールが抜けた後のスペイン代表の好成績はもちろん、スペシャル・ワン就任後のエル・ブランコを思うと、センチメンタルな気分にならざるを得ない。

◆ マリオ・バロテッリ (インテル → マンチェスター・シティ?アーセナル?)

有り余る才能を有しながらもピッチ内外の行動で評価を落としてしまっているヤングスター。マッシモ・モラッティ会長もすでにさじを投げたと言われ、換金モードに突入している。辣腕代理人のミノ・ライオラ氏だけに、選手に取ってもクラブに取ってもハッピーな結末を用意すると思われるが、悪童の行方はマンチェスター・シティか否かであろう。

◆ マイコン (インテル → レアル・マドリー?)

世界最高の右サイドバックは、レアル・マドリーへ移籍したジョゼ・モウリーニョの後を追うと言われながら、未だに移籍が実現していない。モウリーニョの当初プランではマイコンを加入させ、セルヒオ・ラモスをCBで起用すると言われていたが、マイコンの移籍交渉はマドリーサイドの高圧的な交渉で頓挫する気配。一転残留となるのか、逆転で移籍を果たすのか。世界最高の右サイドバックの行方が気になる所だ。

◆ サミ・ケディラ (シュトゥットガルト → レアル・マドリー)

これまでに取り扱ってきた選手と比べると地味な印象を拭えないが、ワールドカップでモウリーニョが評価したのは、ドイツ代表のダイナミックなMFだった様だ。本人も移籍に乗り気と言われるだけに、数日以内に決着がつくかもしれない。

◆ リカルド・カルバーリョ (チェルシー → レアル・マドリー?)

マイコン獲得交渉や中盤のMF獲得に苦しむレアル・マドリーに新たな噂が浮上した。モウリーニョの愛弟子と言えるカルバーリョの移籍だ。モウリーニョはインテル監督時代もポルトガル代表DFの獲得を熱望している。かつては世界最高クラスのCBと呼ばれた男も、年齢面から移籍金は減少。チェルシー、レアル・マドリー双方にとってWin-Winな結末になるやもしれない。

◆ ディエゴ・フォルラン (アトレティコ・マドリー → ユヴェントス?トッテナム?)

この男を紹介する事を忘れていた。ワールドカップのMVP選手、ディエゴ・フォルランである。二度のリーガ・エスパニョーラ得点王(ピチーチ賞)とヨーロッパ・ゴールデンシューに輝いたゴールゲッターに迫っているのは復権を目指すユヴェントスとチャンピオンズリーグ参戦のトッテナム。31歳のFWは最後の移籍を決断するかもしれない。

◆ エディン・ジェコ (ヴォルフスブルク → ユヴェントス?マンチェスター・シティ?)

ヴォルフスブルクのボスニア・ヘルチェゴビナ代表FWはここ2年ビッグクラブの注目を一身に集めてきた。選手本人も移籍希望を表明し、噂に上ったミランへの愛を表現するなど気持ちをぶつけてきたが、今夏も移籍が実現する可能性は低いかもしれない。現在ジェコ獲得に躍起になっているのはユヴェントスやマンチェスター・シティであるが、フォルクスワーゲンという巨大資本に守られたクラブは、安価で手放すつもりはなさそうだ。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手