第1回は既に決まった大物選手の移籍をピックアップしてお届けしたが、今回からは噂される大物の移籍についてご紹介。

◆ツꀀカカ (レアル・マドリー → チェルシー?)

昨夏の始めにスペインへ渡ったセレソン・ブラジレイラの10番。故障の影響もあり満足なシーズンを送れず、ワールドカップでも期待はずれの出来に終わった。新指揮官であるモウリーニョの就任と共に多くの移籍話が浮上しているが、悩めるカカに熱烈アピールを続けるのはミラン時代の恩師であるカルロ・アンチェロッティ。チェルシーで再びタッグを結成する日はやってくるのであろうか。

◆ ロナウジーニョ (ミラン → フラメンゴ?マンチェスター・シティ?)

昨季は不調から脱し、チームを3位に押し上げる活躍。全盛期ほどではないが、及第点を与えられるシーズンであった。母国のフラメンゴやマンチェスター・シティへの移籍が噂されるのはあと1年で契約が切れるからである。ミランは1月にフリートランスファーとなる前に売り抜くのかと予測されていたが、ベルルスコーニオーナーが残留を明言。

◆ ズラタン・イヴラヒモヴィッチ (バルセロナ → ミラン?マンチェスター・シティ?)

「カルチョポリの直前に移籍合意していた」

ミランのベルルスコーニオーナーが衝撃的な発言をした。しかし、同オーナーは今夏の獲得を否定している。本人も代理人も移籍を希望するともしないともされる発言に終始している。ビジャの加入で尻に火がついた格好ではあるが、元々個人の力は現在でも世界最高クラスのFW。引く手あまたであろう。ネックは年俸の問題だけである。

◆ セスク・ファブレガス (アーセナル → バルセロナ)

毎年のターゲットとなっているセスク・ファブレガスの移籍話であるが、今夏こそ本当に移籍するかもしれない。バルセロナのメインターゲットに早々に指名された上に、ワールドカップ期間中にスペイン代表の同胞からの勧誘は凄まじかったようだ。プジョル、シャビらの発言はいかがなものかと思われるが、セスクの心がバルセロナにあるのであれば、満額の移籍金で取引するのが両クラブの親心かもしれない。

◆ フェルナンド・トーレス (リヴァプール → チェルシー?マンチェスター・シティ?)

チャンピオンズリーグ出場権を逃し、ラファ・ベニテスも去った。エースのF・トーレスには移籍の噂がつきまとっている。最も熱心なのはチェルシーであろう。ドログバ、アネルカの年齢を考えると、次代のエースが必要な事は明白だ。

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