今月で2025年の活動を終える日本代表は、先日、26名の招集メンバーを発表した。

ベルギー1部のシント=トロイデンからは、GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、FW後藤啓介の3人が選出された。

34歳の谷口は、2022年W杯にも出場したベテランだ。一方、パリ五輪でU-23日本代表の守護神を務めた24歳の小久保、そして、191cmの長身を誇る20歳の大型FW後藤は代表初招集。

日本企業DMMが保有するシント=トロイデンには、上記3人に加えて、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、計7人の日本人選手が所属している。

シント=トロイデンのワウター・ヴランケン監督は、『HBVL』で、こう語っていたそう。

「日本は膨大な才能の宝庫だ。我々の選手が3人も代表に選ばれるということは、彼らのパフォーマンスの高さを物語っている。そして、伊藤と山本も並外れたシーズンを送っていることを忘れてはいけない。

彼(小久保)は苦しい時期を経験したが、持ち前のキャラクターを示し、冷静さを保ちつつ、コンスタントにパフォーマンスを発揮している。今回の招集は素晴らしいご褒美だ。

彼(後藤)はエネルギーと攻撃力をもたらしているし、我々のプレースタイルに完璧にフィットした。

彼(谷口)はチームに落ち着きを与えてくれる。まさに模範となる存在だ。

我々は日本人選手への投資を続けてきたが、ついにその成果が出始めた。彼らが代表レベルで報われるのは、クラブとしてさらに誇らしいことだ」

クラブとして、日本人選手を積極的に獲得してきたことの成果が出始めたとのこと。

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日本代表は14日にガーナ、18日にボリビアと対戦する。小久保と後藤の代表デビューがあるのかにも注目だ。

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