2020年からMLSのシンシナティでプレーしている久保裕也。

31歳の久保は、かつて日本代表でも期待されていたアタッカーだったが、MLSでは超ユーティリティ選手として覚醒した。また、シンシナティ史上最多出場記録保持者にもなった。

レギュラーシーズンで東地区2位だったシンシナティは、現在、ポストシーズンを戦っている。

2日にはコロンバス・クルーとのプレーオフ・ラウンドワン第2戦が行われ、久保は左ウィングバックとして先発。だが、前半38分に退場を宣告されてしまった。

最後尾にいた久保は、相手の決定機を阻止したとして、主審からレッドカードを提示されたのだ。

久保が退場になるのは、プロ人生初。

前半7分の時点で1枚目のイエローカードを貰っており、一発レッドか、2枚目のイエローかで情報がやや錯綜している。

前半のうちに数的不利となったシンシナティは0-4で惨敗。MLS公式は「久保が当然のレッドカードを貰う前から、すでに一方的な展開だった。レッドカードが出た後は、完膚なきまでの完敗に変わった」と伝えていた。

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第1戦はシンシナティが1-0で勝利しており、先に2勝したチームが勝ち抜けるので、第3戦で勝負が決することになるが、久保は出場停止となる。

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