今年で29歳になった日本代表MF鎌田大地。
先月14日に日本が王国ブラジルを初めて破った歴史的試合でも出色のパフォーマンスを見せつけた。
また、在籍2シーズン目となったクリスタル・パレスでも輝きを放っている。
パレスは29日に遠藤航擁する強豪リヴァプールとのリーグカップに3-0で快勝。鎌田はボランチとしてフル出場し、勝利に貢献した。
クラブ公式によれば、オリヴァー・グラスナー監督は、鎌田についてこう讃えていたそう。
「(リヴァプール戦で展開された『グラスナーボール』について)
私には無理だっただろうね!大地のパスも、前線3人がやったようなプレーも、私にはできなかったはずだ。大地は常に攻撃陣への視野を確保していた。
私は彼のことを知っている。素晴らしい男だよ。少し物静かだけどね。ドレッシングルームで声を張り上げるタイプではない。でも、超プロフェッショナルだし、常に起用することができる。
当初、彼は他の多くの選手たちと同じようにプレミアリーグのフィジカルに苦しんだ。
しかし、我々は大地がプレミアリーグで支配的選手になれる資質を持っているとずっと信じてきた。そして彼はそれを証明したんだ」
51歳のグラスナー監督は、現役時代に母国オーストリアのSVリートで500試合以上に出場した選手だったが、代表経験はなかった。自分には鎌田らが見せたプレーはできなかったと選手たちを讃えていたようだ。
その鎌田は、フランクフルトでも指導を受けたグラスナー監督に請われて、パレスに加入した。
昨シーズンは世界最高峰のプレミアリーグへの適応に苦しんだが、今シーズンはクラブの月間MVPを受賞するなど活躍。
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指揮官はその活躍をあらためて讃えており、相思相愛といえる関係性にあるようだ。