リーズ・ユナイテッドとともに今季昇格し、待望のプレミアリーグ1年目を戦っている日本代表MF田中碧。

チームはここまで3勝2分4敗の15位。27歳の田中は怪我で出遅れたものの、直近のウェストハム・ユナイテッド戦では先発し、ホームで2-1の勝利に貢献した。

そんな田中とリーズは今週末、三笘薫を擁するブライトンとアウェイで対戦予定。田中にとっては、1歳年上の幼馴染である三笘との初対戦が、世界最高峰のリーグで実現することになる。

注目の日本人対決を前に、プレミアリーグを日本で独占配信するU-NEXTが2人へのスペシャルインタビューを実施。彼らをよく知る川崎フロンターレのクラブ特命大使、中西哲生氏がインタビュアーを務めた。

その中で、三笘が田中に敵わない部分として「一つ一つのプレーを難しく見せないというか、簡単にやる、正確にやるというところは本当に相当高いものがあると思います」と話すと、田中は逆にそこが自身の課題であると語り、このように続けた。

「それが自分の課題でもあるかなというのはすごく感じています。

やっぱり『難しいものを簡単にしている』というのを分かってくれる人は別にいいんですけど、例えばボールを取る(奪う)とかも、さらっとボールを取っているのと、相手を吹き飛ばしてボールを取っているのだと、相手を吹き飛ばしてボールを取ったほうが『こいつ守備めっちゃできるじゃん』となるわけなので、イメージでいうと。

だからそこは自分の中では…もちろんそこが自分の良さでありつつも、その枠を超えていかなきゃいけないかなというのは個人的に感じています。良さを理解してくれているとかチーム内で共有されているという意味ではポジティブでありますけど、その枠組みを一個超えたいと思っています」

Jリーグ時代から知的でスマートなプレースタイルが持ち味の田中。

しかし、選手としてさらに上を目指すうえで、相手に対してより分かりやすく上回りたいと考えているようだ。自身がプレミアリーグの舞台に到達したからこそ感じる部分かもしれない。

YouTubeで配信されているU-NEXTのインタビュー動画は他にも幼馴染らしいトーク満載なので、ぜひチェックを。

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注目のブライトンとリーズの一戦は、日本時間11月2日(日)0時にキックオフされる。

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