2025-26シーズンのプレミアリーグはまだ始まったばかりではあるが、すでに興味深い展開を迎えており、優勝候補や降格候補のチームもおぼろげながら予想できる状況になってきた。
今回は『GMS』から「今シーズンのイングランド・プレミアリーグで期待外れになっている選手たち」のTOP5をご紹介する。
オマリ・ハッチンソン
所属クラブ:ノッティンガム・フォレスト
国籍:イングランド
この夏、イプスウィッチ・タウンからノッティンガム・フォレストに移籍したイングランドU-21代表のアタッカー。ジャマイカにルーツを持っている彼は、チェルシーやアーセナルのユースで育った期待のヤングスターだ。
2023-24シーズンはイプスウィッチを2部からプレミアリーグに昇格させ、チェルシーから2200万ポンド(およそ44.5億円)で完全移籍。さらに昨季は公式戦32試合に出場して3ゴールを奪取するなど輝きを見せた。
その活躍から今夏は3750万ポンド(およそ75.9億円)と言われる高額の移籍金でノッティンガムへと加入したものの、10月28日の段階で公式戦6試合に出場して1アシストのみ。先発もわずか1回だけで、重要な戦力にはなれていない。
クラブ自体もすでに2回も監督交代が行われるなど混乱の渦中にあり、ハッチンソンにとっては難しい時間が続いている。
モハメド・サラー
所属クラブ:リヴァプール
国籍:エジプト
サラーがこのランキングに入ることは、通常ではありえないものだ。そして成績としても並の選手よりはずっと上のものであり、公式戦13試合で4ゴール3アシスト(※10月28日時点)を記録している。
ただ、これまでのモハメド・サラーがどれだけ鮮烈な成績を残してきたかを考えれば、いつもどおりの彼ではないのは明らかだ。
リヴァプールがこのところ調子を落としている理由の一つが、彼の影響力低下やリーダーシップ不足である…とも言われている。アルネ・スロット監督は彼の力を信じて起用し続けているが、最高のパフォーマンスを取り戻すまでにはしばらく時間がかかりそうだ。