前田遼一

日本代表成績:33試合10得点

主な所属クラブ:ジュビロ磐田、FC東京、FC岐阜

ジュビロ磐田黄金期に高卒で加入し、MFからストライカーに活躍の場を移して大ブレイク。高原直泰や中山雅史の後を継ぎ、エースとして得点を量産する立場となった。

得点力のみならず、前線でボールを収めてチャンスを作り出す能力についても一級品。万能型のFWとしてオシム、岡田武史、ザッケローニと3名の日本代表監督に信頼された。

引退後は指導者に転身し、ジュビロ磐田の下部組織でコーチに就任。2023年からは日本代表チームのコーチとして活動している。

大迫勇也

日本代表成績:57試合25得点

主な所属クラブ:鹿島アントラーズ、1860ミュンヘン、ケルン、ブレーメン、ヴィッセル神戸

決して大柄ではない体格であるが、様々な技術を駆使して日本最高クラスのポストプレーを見せた大迫勇也。驚異的なトラップとコンタクトの強さによって、相手のディフェンダーを抑え込んでチャンスを作り出す。「後ろ向きのボールめっちゃトラップする」半端ないストライカー。

フィジカルと技術と戦術眼の三拍子を揃えている万能型だったため海外ではサイド起用などもされてしまったが、いわゆる「日本型ストライカー」として日本代表では絶対的な存在であった。

ブレーメンから2021年に帰国してからはヴィッセル神戸のエースとして活躍。2023年には自身初のJリーグ得点王に輝き、年間最優秀選手賞も獲得している。

日本代表、「最強のファンタジスタ」5名

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

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